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Posted by 京つう運営事務局  at 

2018年01月25日

2015年10月以降、注射剤によるアナフィラキシーによる死亡事例が12例報告

 予期しなかった「医療に起因し、または起因すると疑われる死亡または死産」のすべてをセンターに報告することを医療機関管理者に義務付けた「医療事故調査制度」が2015年10月にスタートしました。この制度は「医療事故の再発防止」を目的としたもので、事故事例を集積していく中で「具体的な再発防止策などを練る」ことがセンターの重要な役割の1つとなっています(関連記事はこちらとこちらとこちら)。センターは、今般、注射剤によるアナフィラキシーに係る死亡事例を分析し、3回目の医療事故再発防止策(1回目は中心静脈穿刺合併症、2回目は急性肺血栓塞栓症)として提言を行ったものです。歯科用オイルレス エアーコンプレッサー

 厚生労働省の人口動態統計によれば、アナフィラキシーショックによる死亡は年間50-80人弱発生し、うち医薬品が原因となったものが最多で年間20-40人ほどを占めています。また、「注射剤によるアナフィラキシーに係る死亡事例」は、医療事故調査制度においてこれまでに12例報告されています。超音波スケーラー用チップ
▼肺がんで化学療法中の70歳代男性、原因薬剤は造影剤のイオパミロン(過去に同薬剤を3回使用したがアレルギー症状なし)
▼肺がんで化学療法中の50歳代男性、原因薬剤は造影剤のイオパミロン(過去に同薬剤を2回使用したがアレルギー症状なし)
▼膵臓がん疑いの50歳代女性、原因薬剤は造影剤のイオパミロン(過去に同薬剤を5回使用したがアレルギー症状なし)
▼大腸がん切除術後の70歳代女性、原因薬剤は造影剤のオムニパーク(過去に同薬剤を5回使用したがアレルギー症状なし)
▼総胆管結石に伴う急性胆嚢炎を繰り返す80歳代女性、原因薬剤は抗菌薬のバクフォーゼ(過去にセフォン、バクフォーゼを使用しアレルギー症状あり)
▼腹腔鏡下胆嚢摘出術後、胆管炎を繰り返す70 歳代女性、原因薬剤は抗菌薬のワイスタール(過去に同薬剤によるアレルギー症状あり)
▼肺がん切除術後の70歳代男性、原因薬剤は抗菌薬のスルバシリン(過去にペニシリン系抗菌薬によるアレルギー症状あり)
▼総胆管結石治療中の80歳代女性、原因薬剤は抗菌薬のワイスタール、ナファタット(過去に同薬剤を使用し、嘔吐・意識消失あり)
▼虫垂切除術の50歳代男性、原因薬剤は筋弛緩薬のエスラックス(過去に市販解熱鎮痛薬によりアレルギー症状あり)
▼悪性腫瘍切除術の80歳代男性、原因薬剤は筋弛緩薬のエスラックス(過去に薬剤によるアレルギー症状なし)
▼維持透析中の70歳代男性、原因薬剤はタンパク分解酵素阻害薬のフサン(過去に同薬剤の特異IgE・I・II抗体陰性を確認、4回使用したがアレルギー症状なし)
▼齲歯治療中の60歳代男性、原因薬剤は歯科用局所麻酔薬のネオザロカインパスタ、オーラ注が否定できない(過去に同薬剤を4回使用したがアレルギー症状なし)

http://teeths.blog.wox.cc/entry176.html  

Posted by athena  at 18:23Comments(0)

2018年01月25日

過去に安全に使用できた薬剤でもアナフィラキシーショックが発症する—医療安全調査機構の提言

 「注射剤によるアナフィラキシーに係る死亡事例」がこれまでに12例報告されている。医療従事者は「あらゆる薬剤で発症する可能性がある」「過去に安全に使用できた薬剤でも発症し得る」ことを認識した上で、薬剤投与から少なくとも5分間は患者の容態を十分に観察し、アナフィラキシーショックが疑われた場合には第1選択薬であるアドレナリン製剤をためらわずに筋肉内投与することが重要である―。根管長測定器

 日本で唯一の医療事故調査・支援センター(以下、センター)である日本医療安全調査機構は1月18日、3回目の「医療事故の再発防止に向けた提言」として「注射剤によるアナフィラキシーに係る死亡事例の分析」を公表し、このような注意喚起を行いました(機構のサイトはこちら)。根管治療機器

http://blog.eigyo.co.jp/luccye/article/303789  

Posted by athena  at 18:10Comments(0)