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2017年06月29日

寝たきりになっても、食べる姿に生命力

東京都の白川秀薫(ひでしげ)さん(62)は2014年秋、出勤途中に急性心筋梗塞(こうそく)で倒れ、低酸素脳症になりました。目は開けるものの家族の呼び掛けに応えず、手足にはまひが残りました。ところが、転院先のリハビリ病院でゼリーを口にすると、食べることができました。妻の千津子さん(54)は、「パパ、もぐもぐできるの?」と驚き、食べる姿に夫の生命力を見る思いでした。リハビリを終えた後、療養型病床へ入るか、家に戻るか選択を迫られた時、千津子さんは「家でなら、食べさせることができる」と在宅で介護することを選びました。

出勤中に心筋梗塞、低酸素脳症に

 あの日は家のごみを出す木曜日の朝だった。東京都の白川千津子(しらかわちづこ)さん(54)は2014年10月、出勤する夫の秀薫(ひでしげ)さん(62)にごみ袋を手渡し「行ってらっしゃい」と見送った。「行ってきます」。それが、夫とかわす最後の言葉になるとは思いもしなかった。 歯科用オイルレス エアーコンプレッサー


 千津子さんも仕事に出ようとすると、家の電話が鳴った。近くの警察署からだった。

 「ご主人が救急車で運ばれました。心肺停止の状態です」

 警察官によると、近くのバス停へ向かう歩道でうずくまっているところを、通りかかった人が119番通報したという。

 受話器から聞こえる言葉の意味がよく理解できなかった。搬送先の総合病院へ向かい、救命救急センターで名前を告げると、出てきた医師が早口で説明した。

 「急性心筋梗塞(こうそく)です。蘇生はしましたが、心臓が45分ほど止まって脳に酸素がいかない時間が長く続き、脳死の可能性があります。覚悟してください。すぐに心臓にステントを入れる手術をしますので、サインしてください」

 手術の同意書にペンを走らせた。「何でも書くから、早く」

 秀薫さんに会えたのは夕方になってからだった。長女(29)と白衣を着て、集中治療室(ICU)に入った。「ピッ、ピッ」と音がする機械の間に夫が横たわっていた。「もう、何やってんの」。震える長女の声が横から聞こえた。

 呼吸で胸が動いていた。「パパ、生きてる」。ホッとする半面「脳死なの?」と怖くなった。

 心臓が止まって脳の酸素が足りなくなる蘇生後脳症(低酸素脳症)と診断された。医師から「自発呼吸を始めているので呼吸器ははずれると思います。ただ、どこまで回復するかは、何ともわかりません」と告げられた。

 千津子さんは1日3回あるICUの面会時間に毎回通った。夫の変化をわずかでも見つけたい。その一心だった。やがて目を開けたが、呼びかけに反応はなかった。

 先のことは考えられなかったが一つだけ決めたことがある。 超音波スケーラー用チップ


 「パパは会社へ行こうとして家を出ただけで、戻れないとは思っていないはず。いつか必ず家に連れて帰ろう」

毎日リハビリ、食べる姿に生命力

 東京都の白川秀薫(ひでしげ)さん(62)は会社に行く途中に心筋梗塞(こうそく)で倒れ、低酸素脳症になった。運ばれた病院に1カ月半入院していたが、2014年11月に退院することが決まった。

 目を開けるが、呼びかけに応じ…


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Posted by athena  at 12:19 │Comments(0)

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