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2018年06月22日

脳へ薬剤を送りこめ~「脳関門」をどう突破するか

 脳には異物を排除するバリア機構があり、薬を脳へ運び入れることがこれまで難しかった。今回、東京医科歯科大学などの研究グループが認知症などの神経難病の治療に応用できる薬を脳の中へ送り込む新技術を開発した。

身体にある関門とは
 脳には血液脳関門(Blood-Brain Barrier、BBB)や血液脳脊髄液関門(Blood-Cerebrospinal Fluid Barrier、BCSFB)があり、網膜には血液網膜関門(Blood-Retinal Barrier、BRB)があり、これらが脳や網膜へ必要な物質以外の異物が簡単に入らないようにしている。そのため、薬を患部へなかなか到達させられず、アルツハイマー病などの脳神経疾患や糖尿病性網膜症などの網膜の病気の治療は難しいとされてきた。歯科用オイルレス エアーコンプレッサー

 こうした関門は生体が備えたバリア機構で、身体のあちこちへ酸素やグルコースやアミノ酸などの栄養などを運ぶための血液が通る血管にある。脳の毛細血管も必要な物質を通すが、血管の細胞が密着している隙間よりも大きな分子の物質は通さない。

 ところが、酒を飲むとアルコール(エタノール)が消化器官を経て肝臓から身体の中に吸収されるが、アルコールは分子量が小さく水溶性でも脂溶性でもあるので、脂溶性の物質を透過させやすい血液脳関門から脳へ入ってしまう。そのため、脳の機能へ影響を与え、酔っ払ってしまうというわけだ。超音波スケーラー用チップ

 また、タバコを吸うとニコチンが肺から吸収され、血液から素早く脳へ到達し、ニコチン性アセチルコリン受容体という脳内の報酬系を刺激する。だが、ニコチンがどうやって血液脳関門を通ることができるのか、そのメカニズムはよくわかっていない。おそらくニコチンの持つイオンの性質(カチオン、陽イオン)が作用しているのではないかと考えられている(※1)。

 最近の研究では、妊娠中の母子の間にある胎盤にも関門があることがわかってきたが、母体由来の腸内細菌などの微生物が血液脳関門の形成に影響を与えているのではないかという研究もある(※2)。共生菌が脳の機能をつかさどっているということかもしれず、減菌や殺菌が必ずしもすべていいわけではないことを示唆する。

http://teeths.blog.wox.cc/entry318.html



Posted by athena  at 13:07 │Comments(0)

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