被災者の健康守る 県歯科医師会など災害に備え県と協定

athena

2017年06月14日 12:02

大規模災害に備え、県歯科医師会(長尾博通会長)と大分災害リハビリテーション推進協議会(根橋良雄代表世話人)は、避難所に身を寄せた被災者の健康を守る協定を県との間で結んだ。県は「

避難者の健康管理態勢を充実させ、災害関連死などを防ぎたい」としている。歯科用ルートエレベーター


協定によると、両団体は災害発生時、県災害対策本部からの要請を受け、支援チームを被災地に派遣する。歯科医師会は歯科医師や歯科衛生士を送り、被災者の歯の洗浄などを担当。同推進協議会

は医師や作業療法士でチームをつくり、生活不活発病の予防活動などに当たる。




県庁であった調印式では、広瀬勝貞知事が「避難した被災者の命をつなぐことが大事。協力はありがたい」とあいさつ。長尾会長は「被災者の健康を維持できるよう研修研さんを積みたい」、根橋

代表世話人は「万一の際は支援に全力を挙げる」とそれぞれ応じた。

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