がん遺伝子変異、血液で特定...医科歯科大が臨床試験始める

athena

2017年09月20日 15:37

 がん患者の血液から、がんの原因となる遺伝子変異を特定し、治療に生かす検査の臨床試験を東京医科歯科大学が始めた。歯科用オイルレス エアーコンプレッサー

 標準的ながん治療では効果がなくなった患者が対象で、2年間で500人に実施する予定という。超音波スケーラー用チップ

 遺伝情報をもとに最適な薬を探す「がんゲノム医療」の取り組み。この検査は、がん細胞から出た遺伝子を血液中から見つけ出す手法で、治療や病気の経過予測に役立つとされる73種類の遺伝子を一挙に調べる。がんの種類は問わない。

 開発中の治療薬がある遺伝子変異が見つかると、受けられる臨床試験(治験)などを紹介する。

 従来の検査のように、がん細胞を患部から取る必要がなく、20ミリ・リットルの採血だけのため体への負担は軽くなる。検査費は約39万円で自己負担となる。

 同大腫瘍センターの池田貞勝・特任講師は「欧米ですでに広く取り入れられている検査。国内でも有用性を確認し、治療に生かしたい」と話している。

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