代用魚や成型肉といった加工・替え玉食材のウラ事情
世はまさに情報主義社会だ。正しい情報を得るリテラシーがないものは情報弱者――「情弱」と蔑まれる。情報強者は手に入れた情報を最大限に生かし、利益を生む、そんな構図がもはや当たり前となった。
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とはいえ、知りたい情報というのは意図的に隠されることも多い。だが、隠された情報を多く知っていれば、賢い選択をする際に大きな指針となってくれるはず。
そんな私たちの身近にある「知られたくないウラ事情」を紹介しているのが『知られたくないウラ事情「不都合な真実」 世の中の仕組み&カラクリ』(神樹兵輔/ぱる出版)だ。ちょっとお堅い「報道」「政治」「高齢化社会」のウラ話から、「占い」「宝くじ」「ガス料金」など身近なものまで幅広く収録されており、「え、そうだったの?」と思わず声に出してしまう内容も多い。
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そこで本書に紹介されている「知られたくないウラ事情」をいくつか紹介したい。
ブラックタイガーの代用食品として売られている「バナメイエビ」が、かつてメディアを賑わせた。スーパーで売られている9割のシシャモは「カペリン」、銀ダラは「メルルーサ」という代用魚。現在スーパーなどは表示義務が課されたため、代用魚の名前をよく見るという人も多いはずだ。
なぜ、このような代用品が世に溢れるようになったのかというと、ズバリ安いから。価格競争で安くしないと商品が売れないデフレ傾向の日本。いかにして安く、美味しい商品が提供できるか、小売業ではカギとなっている。
他にも「本物そっくりの成型肉」「古米、古々米がおいしいお米に早変わりする方法」といった替え玉・代用食材も解説されている。企業の涙ぐましい努力と、日本の技術力の高さ、“本物”と偽らなければ売れない日本人の本物志向にビックリだ。
個人的には身体に害がなければ、安くて美味しいのは大歓迎なのだが…いかがだろうか。
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