医療版PDCA講座の受講者を募集 東京医科歯科大大学院
Plan(計画)→Do(実行)→Check(評価)→Act(改善)という主に企業で導入されているPDCAサイクルの手法が、患者の安全や効率的な経営を重視する医療の現場でも注目を浴びている。その主導的な役割を果たす人材を養成するため、「PDCA医療クオリティーマネージャー養成プログラム」の2次募集が来年1月下旬に始まる。
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募集するのは東京医科歯科大大学院で、受講者は医師、看護師などの医療職、医療機関の事務職員および研究者が対象。仕事のある人でも通えるよう、1年コースの講義は平成30年4月から12月までのほぼ日曜日に実施、1回8時間で15回を予定。
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学内演習としてはPDCAサイクルに基づく医療の質の改善の総論や包括医療費支払い制度(DPC)やレセプト(診療報酬明細書)データを利用した現状分析方法を学び、現状分析から問題点を整理。その上で計画立案につなげる方法を学習し、実践する。
講義を担当する東京医科歯科大大学院の伏見清秀教授は「学内だけでなく、学外の病院にも研修に赴くプログラムも実施する。自分の働く施設とは違う環境を知り、別の視点から学ぶ機会にもなる」とし、医療の質・安全評価に関心のある人の参加を呼びかける。今回は8人程度の募集。修了者には証書を授与する。
詳細は学務企画課(電)03・5803・4679へ(12月29日から1月3日までは冬休み)。
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