歯科のAI診断支援システム、阪大とNECが挑む
「ソーシャル・スマートデンタルホスピタル(S2DH)」。そんな構想が始動する。大阪大学 歯学部附属病院と大阪大学 サイバーメディアセンター、NECは2018年2月20日に記者会見を開催し、構想の内容を発表した。
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S2DHは、大阪大学で開発したAI技術とNECが構築するクラウドサービス基盤を活用して、歯科診療情報を有効活用するためのプロジェクトである。大阪大学 歯学部附属病院には、日々2000人の患者が訪れ、膨大な歯科診療情報が蓄積されている。この情報を「適切に活用したいと考えたことからS2DHが始まった」と大阪大学 歯学部附属病院 病院長の村上伸也氏は話す。
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歯科診療情報の活用として、まずはAIを活用した診断支援システムの開発を試みる。既に医学系では、AIを活用した診断支援システムの研究が盛んに行われているが、歯科領域においてこれほど大規模な研究は国内初だという。
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