基本計画によると、国内の再生医療研究をリードする京都大iPS細胞研究所や神戸の理化学研究所などとの連携を検討
関西では神戸医療産業都市(神戸市)や京都、大阪、奈良にまたがる「関西文化学術研究都市(けいはんな学研都市)」で医療の研究開発などが進む。京都大や大阪大、神戸大といった再生医療の有力大学もあり、これらとの連携が新拠点の成否のカギとなりそうだ。
歯科用オイルレス エアーコンプレッサー
基本計画によると、国内の再生医療研究をリードする京都大iPS細胞研究所や神戸の理化学研究所などとの連携を検討。大阪大医学部付属病院は臨床研究の成果などを新拠点に提供する。大阪府・市と計画を進める同学会の澤理事長は「神戸(医療産業都市)はベーシックな研究が中心。中之島は、ここに来れば製品化できるという拠点にしたい」と話す。京都大や理研、大阪大などの、それぞれの強みをつないで治療法や製品・サービスの実用化を目指す。
超音波スケーラー用チップ
医療産業都市を整備してきた神戸市の幹部は「既に理研が取り組む目の難病治療に関しては大阪大とも一緒に進めており、(中之島との)連携の素地はある」と歓迎。けいはんな学研都市では4月に理研が京都府精華町で神経難病などの新薬開発にiPS細胞の研究を生かす新拠点を開設する。関西文化学術研究都市推進機構の中川雅永常務理事は「それぞれの(拠点が)強みを発揮すべきだ」としたうえで、「(同じiPS細胞関連の研究など)連携できる部分はしていきたい」と話す。
http://teeths.blog.wox.cc/entry208.html