アルツハイマー病など脳疾患への治療応用に期待
東京医科歯科大学は3月12日、血液脳関門の機能を分子レベルで制御するバイオテクノロジーを開発したと発表した。
歯科用オイルレス エアーコンプレッサー
同成果は、東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科脳神経病態学分野(神経内科)の横田隆徳 教授、桑原宏哉 特定助教らの研究グループと東京大学大学院薬学系研究科分子薬物動態学教室の楠原洋之 教授らと共同によるもの。詳細は英国の学術誌「Scientific Reports」オンライン版に掲載された。
超音波スケーラー用チップ
血液脳関門は、循環血液と脳の境界部に存在し、脳の働きを維持するのに重要な役割を果たすとともに、脳の疾患においては通常の機能を損なうことが知られている。
血液脳関門は認知症などのさまざまな脳疾患で治療標的となる場所であり、生体内においてその機能を分子レベルで制御するバイオテクノロジーは医療や創薬の発展に必要だが、実際に活用されているものは存在しない。
特定の分子の発現を抑制する核酸の技術は、医薬品としての臨床応用が盛んに進められており、その中でもアンチセンス核酸は最も開発が進んでいる。
http://teeths.blog.wox.cc/entry222.html