痛みなし、空気で歯のホワイトニングできるデバイス
パナソニック アプライアンスは、新規事業の創出を目的に設置した「Game Changer Catapult」における取り組みの一環として、3月に米オースティンで開催された「サウス・バイ・サウスウエスト(SXSW)2018」のインタラクティブ部門「Panasonic House @ SXSW 2018」を出展した。同展示会への出展は、2017年に引き続き2回目となる。
歯科用オイルレス エアーコンプレッサー
社内の先行プログラムを経て選出された各種アイデアが目白押しだった特設会場にて、筆者が気になったちょっと未来のプロダクトをピックアップしてご紹介する。
超音波スケーラー用チップ
歯のホワイトニングデバイス
「Sylphid」は、ジェルを使わず空気で歯のホワイトニングできるデバイスだ。パナソニックの独自技術で、二酸化炭素と水から有効成分である「OHラジカル」(ヒドロキシルラジカル)を生成。自然な成分のみで歯の色素を分解する。
現在のホワイトニングで主に利用されている過酸化水素を使わないため、知覚過敏による痛みを感じることなくホワイトニングを続けることができるという。
また、ホワイトニングを毎日飽きずに続けられるような仕組みとして、さまざまな香りを楽しめるフレーバータイプのカートリッジを用意。機器と連動するホワイトニング管理アプリによって、ホワイトニングの進捗やカートリッジ残量の管理・購入、提携する歯科医院の予約などのアシスタント機能を提供する想定だ。
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