炭水化物は太るだけじゃなくて歯にも悪い!

athena

2018年08月14日 16:04

 健康法として、すっぱい飲み物を好む人もいるが、カプセルなどに入っていない酢を直接飲むと歯が溶けることもあるので注意してほしい。また、40歳を超えたら、食べ物にも気をつけたい。ごはん、うどん、ラーメンなど、糖質の多い炭水化物を食べ過ぎると太るだけでなく、歯にも悪いのだ。森歯科医師が続ける。根管長測定器

「炭水化物を食べると、それだけで口の中はすぐ酸性に傾きます。エナメル質はpH(ペーハー)が5.4ぐらいの酸性にならないと溶けませんが、象牙質は6.4ぐらいで溶けてしまうのです(中性は7.0)。糖質は摂り過ぎると糖尿病も引き起こします。40歳を超えたら糖質の摂取は控え目にするべきです」

 以前から糖尿病になると歯周病になりやすいと言われてきたが、最近の研究では逆に、歯周病が糖尿病を引き起こす可能性も指摘され始めている。口の中の細菌が腫れた歯ぐきの隙間から血管に入り、体内で炎症を起こすのが原因と考えられている。実際に、歯周病を治療すると、糖尿病が改善する人もいるという。根管治療機器

「集中治療室では、口の中が清潔でない人は、清潔な人に比べて3倍高い割合で感染症を起こします。介護施設などでも、口の中が清潔でない人は、肺炎やインフルエンザにかかりやすいのです。

 また、残った歯が少ないと、認知症のリスクも高まります。まさに、口の中の健康が、健康寿命に直結するのです」(同前)

 古い知識のままでいると、かえって健康に悪いことをしてしまう恐れもある。みなさんの知識もぜひ、更新しておいてほしい。

http://blog.eigyo.co.jp/luccye/article/359819