「ワンピース型」インプラントのリスク、顎骨壊死や神経症も
歯医者に何度通っても、虫歯は治るどころか再発し、挙げ句の果てには、「歯を全部抜いてしまいましょう」──密室の診療室で歯医者の言うことばかり聞いていたら、一生悔やむ事態になりかねない。100人以上の歯医者、歯科衛生士、歯科技工士に取材を重ねた岩澤倫彦氏が緊急レポートする──。
歯科用オイルレス エアーコンプレッサー
私は約10年前に、インプラント治療を受けた。入れ歯のように外れる不安もなく、自分の歯のようにしっかり噛めるので、食事もうまい。見た目も自然だ。
超音波スケーラー用チップ
ただし、インプラントは歯科医の技術格差が大きく、選択を間違えると、深刻なトラブルが起きる場合もある。
まず、注意したいのが「格安・誇大広告」のクリニック。
数年前から、費用が1本10万円以下の格安インプラント・クリニックが台頭しているが、大半が「ワンピース型」と呼ばれるタイプを使用する。
インプラント治療はチタン製の人工歯根(フィクスチャー)を顎の骨に埋入させ、支台(アバットメント)を装着して人工歯を固定する。この基本タイプが「ツーピース型」と呼ばれ、一方で人工歯根と支台が一体化したものが「ワンピース型」だ。
http://teeths.blog.wox.cc/entry394.html