「1つ1つの治療を思い出しながら」 被災した歯科医院が再開に向けカルテ清掃 岡山・倉敷市真備町

athena

2018年09月28日 11:06

 1つ1つの治療を思い出しながら元に戻します。倉敷市真備町で被災した歯科医院が、再開に向け準備を進めています。

 倉敷市真備町箭田にある水川歯科医院。この場所で30年続く歯医者さんです。歯科用オイルレス エアーコンプレッサー

 駐車場ではスタッフが何か一生懸命作業をしています。

 カルテの清掃です。約1万人分、10年間のカルテを1枚1枚丁寧にきれいにします。水川歯科医院は、西日本豪雨で診察室が天井裏まで浸水しました。超音波スケーラー用チップ

(水川歯科医院/水川正弘 院長)
「レントゲン室とかレントゲンがあったんですけど、それ完全に水没で他の細かい器具とかは、もう浮き上がっていろんなとこにバラバラに落ちてて全部泥だらけの状態でした」

 置いてあったカルテもすべて水に浸かってしまいました。

 通常、カルテは5年間の保存が義務付けられていますが、被災した場合は特例で処分することができます。それでも
処分するという選択はしませんでした。

(水川歯科医院/水川正弘 院長)
「今までの治療を記入したカルテというのは患者さんの命のようなものなので、みんなで一生懸命保存しておこうということを決めました」

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