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2017年09月07日

高野病院長が9月末退職へ 後任は未定、管理者再び不在の可能性

東京電力福島第1原発事故後も双葉郡内で唯一入院患者を受け入れている広野町の高野病院で、4月に就任 した阿部好正院長(65)が9月末で退職することが分かった。現時点で後任の見通しは立っておらず、10 月以降は病院存続に必要な管理者の院長が再び不在となる可能性が出てきた。

 高野病院を運営する医療法人社団養高会の高野己保(みお)理事長は5日、福島民友新聞社の取材に対し、 阿部院長の退職を認めた上で「10月以降も診療を続けることを決めている。阿部院長には大変頑張っていた だいた」と述べた。 根管長測定器


 4月から同病院では阿部院長と福島医大が派遣した内科医が勤務、常勤医2人体制だった。阿部院長は小児 科医で、長野県大町保健福祉事務所長から着任した。

 病院には精神科の患者や高齢の患者が入院しており、杏林大などからの非常勤医の協力を得ながら診療に当 たってきた。

 県は1月中旬から、福島医大などと調整して精神科の非常勤医を高野病院に派遣する一方、経営に参画する 管理者については養高会が確保すべきだとの見解を示してきた。 根管治療機器


 県は「今後、どのような対応が必要になるのか、病院側に確認した上で考えていきたい」(地域医療課)と している。

 高野病院を巡っては、唯一の常勤医だった高野英男元院長=当時(81)=が昨年12月30日、自宅の火 災で死去。常勤医が一時不在となり、全国の医師がボランティアで診療を続けた。2~3月の2カ月限定で外 科医が院長を務め、後任に阿部院長を迎えた経緯がある。



Posted by athena  at 16:12 │Comments(0)

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