2018年09月03日
産総研 3Dプリンターで入れ歯 アイディエスと製造技術開発
産業技術総合研究所(つくば市)は歯科用合金製造販売を手掛けるアイディエス(東京)と組んで、3Dプリンターを使って人工入れ歯を製造する技術を開発した。鋳型で作る従来品と比べ3分の1以下の短い時間で製造でき、コストも半分以下に減らせるのが特徴。医療機器として製造できる医薬品医療機器法(旧薬事法)の承認も得ており、保険適用を目指す。根管長測定器
産総研によると、製造方法はまず、患者の口の中の形を計測してスキャンしデータを取得。3次元の歯列データを作成して入れ歯を設計する。これを基に、直径50マイクロメートル(マイクロは100万分の1)のコバルトクロム合金の粉末を3Dプリンターのレーザーの熱で溶かしながら、立体的に積み上げて入れ歯を製造する。成型の精度が高く、より患者に適した加工ができるのが特長だ。根管治療機器
従来の鋳造方法では、歯科技工士が口の中の型を取って石こうで模型を作り、入れ歯の型を作った上で、鋳造や溶接するなど工程が多い。製造期間は2週間ほどかかり、材料の無駄も多い。これに対し、工程の少ない3Dプリンターでは1~2日に大幅に短縮できる。合金粉末は繰り返し使え、原材料のコストも半分以下になるという。
入れ歯は繰り返しかむことで、特に部分入れ歯で破損することが多いが、今回の技術では破損も減らせ、耐久性も高いという。破損してもデータを基に造り直すこともできる。
http://blog.eigyo.co.jp/luccye/article/361164
産総研によると、製造方法はまず、患者の口の中の形を計測してスキャンしデータを取得。3次元の歯列データを作成して入れ歯を設計する。これを基に、直径50マイクロメートル(マイクロは100万分の1)のコバルトクロム合金の粉末を3Dプリンターのレーザーの熱で溶かしながら、立体的に積み上げて入れ歯を製造する。成型の精度が高く、より患者に適した加工ができるのが特長だ。根管治療機器
従来の鋳造方法では、歯科技工士が口の中の型を取って石こうで模型を作り、入れ歯の型を作った上で、鋳造や溶接するなど工程が多い。製造期間は2週間ほどかかり、材料の無駄も多い。これに対し、工程の少ない3Dプリンターでは1~2日に大幅に短縮できる。合金粉末は繰り返し使え、原材料のコストも半分以下になるという。
入れ歯は繰り返しかむことで、特に部分入れ歯で破損することが多いが、今回の技術では破損も減らせ、耐久性も高いという。破損してもデータを基に造り直すこともできる。
http://blog.eigyo.co.jp/luccye/article/361164
Posted by athena
at 12:52
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