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Posted by 京つう運営事務局  at 

2017年12月07日

昔の話で恐縮だが、「芸能人は歯が命」というCMがあった

だが私に言わせると、「政治家も歯が命」だ。中国で頻繁に番組出演の機会があるし、清潔感ある政治家になるためにはきれいな白い歯が欠かせないと、私は毎月、歯のクリーニングに通っている。 超音波スケーラー用チップ



だが、クリーニングだけでは限界がある。そろそろ、虫歯で痛んだ歯を治療し、きれいに修繕する大工事が必要なタイミングだった。とはいえ、保険がきかない治療だけに日本では100万円も掛かるのだという。しかも治療に必要な期間は1年間だ。 歯科研磨機



ところが、その院長先生によると、彼の病院ならばたった50万円で、しかも1日の治療で全てを終わらせてくれるという。物価の差はあるとはいえ、本当にそんなことが可能なのか......。不安もあったが、いいネタになるという思いもあって、この「逆メディカルツーリズム」にチャレンジすることにした。

http://teeths.fukuokablog.jp/e13183.html  

Posted by athena  at 17:15Comments(0)

2017年12月07日

微生物学への扉を開いたレーウェンフックの顕微鏡

レーウェンフック(1632~1723)は、自作の顕微鏡を用いて微細な世界を観察した人として知られています。レンズを用いて微細なものを観察した人は彼以前にもいたのですが、レーウェンフックの場合は、顕微鏡の拡大率の高さ、観察の精緻(せいち)さ、観察対象の広がりと量の豊かさなどで卓越していました。

 微生物学への扉を開いたレーウェンフックですから、偉大な学者として生涯を過ごしただろうと思われがちですが、彼は学者として生計を立てていたわけではありません。

 今のオランダで、かご作り職人の子として生まれ、織物商や役人、測量士などの職を経ながら顕微鏡を作り、観察を行っていたと言われています。現在でも織物の質を見るためにルーペが用いられますので、レーウェンフックが織物商時代にルーペを介して見た世界が、微細な世界への入り口になったのかもしれません。

 顕微鏡と聞くと、複雑にレンズが組み込まれ、机の上にどっしりと構えたものを想像されると思います。私がレーウェンフックの作成した顕微鏡の写真を初めて見た時、正直言って拍子抜けしました。あまりにちっぽけで単純だったからです。レーウェンフックの顕微鏡はレンズが一つしかありません。直径も米粒ほどです。2枚の金属板の間にレンズが挟まれており、レンズの直前に標本を置いて観察するのです。 根管長測定器



 しかし、一見粗末に見えるつくりでも侮れない性能を持っていました。今私たちが光学顕微鏡で血液細胞などを観察するときによく使う倍率が200倍と400倍ですが、レーウェンフックの顕微鏡の倍率は250倍あたりか、よくできたものではもっと高い倍率での観察が可能だったとされています。

 今から400年も前に微小な世界を見た人々の驚きはどれほどだったでしょうか。 根管治療機器



 レーウェンフックが自作の顕微鏡で人の精子を観察したのは1677年とされています。その約20年後、ある科学者が、精子の中に小人が座っている様子を描きました。精子の中にすでに人間のミニチュアがいて、それが成長すると人間になるという先入観で目が曇ったのでしょう。今では笑い話にしかなりませんが、冷静になって考えると、私たちも同様のことをやっているのではないかと時々不安になります。

 レーウェンフックは確かに卓越した技術と観察眼で微生物学の扉を開きました。しかし、細菌学や感染症学の飛躍的発展には、19世紀後半に活躍したフランスのパスツール(1822~95)や、ドイツのコッホ(1843~1910)を待たなくてはなりませんでした。


http://shinshu.fm/MHz/61.15/archives/0000543280.html  

Posted by athena  at 16:55Comments(0)