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Posted by 京つう運営事務局  at 

2017年05月24日

歯科治療で突然のむくみ!? 「遺伝性血管性浮腫」の危険性と予防

2017年5月10日、都内にて「遺伝性血管性浮腫」をテーマにプレスセミナーが開催された(主催:CSLベーリング株式会社)。本セミナーは、今年3月に同社のベリナートP静注用500(一般名:乾燥濃縮人C1-インアクチベーター、以下ベリナート)が、「侵襲を伴う処置による遺伝性血管性浮腫の急性発作の発症抑制」に対する、適応追加承認を取得したことを受けて行われたものである。

むくみが引き起こす、致死的な症状…HAEの危険性とは
 遺伝性血管性浮腫(Hereditary angioedema、以下HAE)は、指定難病「原発性免疫不全症候群」の1つに認定されている疾患である。HAEは遺伝子の変異が原因で血液中のC1インヒビターの減少により、皮膚や消化管など、全身のあらゆる箇所に繰り返し腫れが起こる歯科用インプラント装置
 とくに、咽頭浮腫は、気道を塞いで呼吸困難を招き、致死的な状況に陥る場合もある、HAEの最も危険な症状である。セミナーの演者の1人、堀内 孝彦氏(九州大学病院 別府病院)は、咽頭浮腫が発症してから気道閉塞に至るまでの平均時間は8.3時間であったというデータを紹介し1)、症状を経過観察とすることで、窒息死に陥るケースがあることを紹介したエアモーターセット。さらに、咽頭浮腫を呈していながら適切に治療しなかった場合の致死率は30%程度2)であることから、見逃してはいけない深刻な難病であることを強調した。
エアーモーター&コントラアングルハンドピース セット

意外と簡単? HAE早期鑑別のコツは、「あの問診と、この検査」
 むくみが起こる原因として、とくに、抜歯などの歯科治療や、挿管が必要な全身麻酔は急性発作の強力な誘因として知られている。このように、血管性浮腫の原因は多彩であるが、堀内氏は「“家族歴の聴取”に加え、消化管浮腫による“激しい腹痛”の有無を聴取することで、HAEを疑うことができる」とコメントした。確定診断には補体C4値とC1-INHタンパク定量の2つの保険適応になる検査があるため、HAEを疑うことができれば、早期鑑別は比較的容易であるという。

ベリナートの予防的短期投与がもたらすメリットとは
 もう1人の演者、田中 彰氏(日本歯科大学 新潟生命歯学部 口腔外科学講座)は自身の患者の歯科治療でHAE発作を初めて起こした症例を経験した。この経験をきっかけに、問診に加えて、高侵襲な歯科治療や抜歯において、術前の短期的予防投与が浮腫発作の抑制に有用であると強く感じたという。

 ベリナートは、国内唯一のC1インアクチベーター製剤だが、身体への侵襲を伴う処置前の予防的な投与に対しても適応追加されたことで、患者さんが外科的治療や歯科治療を受ける際の急性発作のリスクを大きく低減することが期待される。
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Posted by athena  at 15:31Comments(0)

2017年05月24日

歯ぐきを指でマッサージ

口臭や虫歯、歯周病の予防のために、ご自宅でどなたでも簡単に出来る、
歯ぐきのマッサージをご紹介します。

マッサージと言っても、全く難しいものではなく、
1日1回、指でそっと歯ぐきをなでるだけです。
お風呂の中でリラックスしながら、毎日行っていただいてもいいと思います。

まず、歯科ハンドピース用 カートリッジ手をきれいに洗って、歯みがきも先に済ませましょう。
あとは、人さし指の腹を使って歯ぐき全体をゆっくりとなでるだけです。

左奥下から中央へ向かって2~5回。
右奥も、上側も、同様に行いましょう。

歯科用口腔内カメラMD910AW 無線(USB2.0&VGA)

注意する点は、手を清潔にしてから行うことと、爪を立てないことです。
あと、奥の方へ指を入れるとオエッとなる方は、手前の方だけでも、
加減して行ってください。

歯ブラシでのマッサージもおすすめですが、
力を入れすぎると逆に歯ぐきを痛めますので、
歯ぐきに軽くそっと当たるようにして行ってください。
何事も、やりすぎないことが肝心です。

こんな簡単なマッサージでも、歯ぐきの血行が良くなることで、
歯ぐきが健康になります。

それに加えて、あごの筋肉や関節のためには、アマルガムミキサー
食事のときに良く噛んで食べることがとても大切です。

「最低30回噛みましょう」とよく言われますが、
どうしても早食いが癖になっていて、すぐに飲み込んでしまう方もおられるでしょう。

最初は、回数を意識しながら噛んでみてください。
小さなお子さんがおられるご家庭では、
お子さんと一緒に噛んだ回数を数えるのもいいと思います。

歯や顎の健康のために、毎日ちょっとしたことですが、
続けていくと効果がありますよ。

関連記事:インプラント周囲疾患の定義と診断  

Posted by athena  at 11:06Comments(0)