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2017年06月23日

最期まで口から食べたい~訪問歯科医の挑戦~

 東京都新宿区の住宅街。歯科医の五島朋幸さんは、リュックサックを背負って自転車で患者の家を訪問する。夫婦で診療所「ふれあい歯科ごとう」を営み、午後2時から3時間は訪問診療にあてている。家庭用・歯科用超音波スケーラー

 「お邪魔します」。訪れたのは、73歳になる男性の自宅。背骨の圧迫骨折で2か月間、入院して自宅に戻ったが、足の筋肉が落ちてしまった。それに加えて肺の機能が低下し、ベッドで寝たきりの状態になり、歩いて外に出かけるのは難しい。「入れ歯が合わなくなった」ということで、五島さんに訪問診療を依頼したのだ。

五島さんはこの日、新しく作った上の総入れ歯の調整に訪れた。エアーコンプレッサー

 「新しい入れ歯はどうですか」

 「ちょっとだけ痛みがあります」

 五島さんは「カチカチかんでください」と赤い試験紙を口に入れては、かみ合わせを見て少しずつ削って調整する。入れ歯の痛みは、かみ合わせのバランスが取れていない場合が多い。前の入れ歯は20年も使っていたが、ゆるくなってしまったのだという。訪問歯科診療は、自分で歩いて受診に来られない人が対象で、五島さんは120人の家を回っているが、全員が高齢者だ。「訪問のきっかけは、入れ歯が合わなくなったという依頼がほとんど」。訪問診療を始めて20年になるが、入れ歯が合わなくなった理由が気になっている。

 「体重が落ちると、歯茎も痩せて、入れ歯が合わなくなるのです。どうして痩せたのか聞いてみると、大半が病気や骨折で入院したのがきっかけで、入院中に痩せてしまうのです」

 この日、訪問した男性患者もそうだった。「病院のベッドで寝ていると、食欲がわかなくてね」と話していた。退院してから週3回、訪問リハビリを受けて、歩いて外に出かけられるようになろうと頑張っているが、寝たきりなので食欲が戻らないのが悩みだ。

http://yaplog.jp/luccye/archive/50



Posted by athena  at 15:36 │Comments(0)

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